UbuntuではFirefox 4.0へのアップグレード時期を、次期バージョン 11.04 Natty Narwhal と決め、現行のバージョンでは3.6.X系列でのアップデートのみが提供されるようです。
Mozilla Firefoxの公式サイトではtar.gzアーカイブによってLinux版が配布されているため、そちらの使用もできますが、Ubuntu版Firefoxは独自のカスタマイズが加えられているため、本家版と併用すると環境に不具合が出る恐れがあります。
Mozilla Teamでは、Ubuntu向けに"Firefox Stable Channel"というPPAが提供されていのますので、そちらを利用させていただくことにします。
導入方法
(2011/03/31追記:Ubuntu Tweakのソースセンターから"Firefox Stable Channel Packages"を追加し、ソースを更新するだけでよくなりました。)
- まず、PPAを追加します。
- リポジトリ上のソフトウェア一覧をアップデートします。
- リポジトリ上のソフトウェアをすべてアップデートします。
sudo add-apt-repository ppa:mozillateam/firefox-stable
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
さて、いつものようにFirefoxを起動してみてください。
初回起動時は3.6.Xの環境を移行するかどうかのダイアログが出ます。
(2011/03/29追記:language-pack-jaがアップデートされたため、自動で日本語化まで終わるはずですが、万が一日本語化されていない場合は"システム管理"→"言語サポート"を開いてください。それでもだめなら以下の方法でどうぞ。)
お気付きの通り、英語版Firefox 4.0がインストールされました。
Firefoxの日本語言語パックが3.6.X用のものしかインストールされていないからです。
MozillaのFTPサーバーにLinux版Firefox 4.0用言語パックが用意されているため、そちらからja.xpiをインストールし、Firefoxを再起動してください。
これで完璧ですね。
1日取り残されてしまった方も、これでFirefox 4.0ユーザーに仲間入りできました。
P.S.この記事はMidoriで書きました。すいませんでした(笑)
googleから飛んできました。
返信削除簡単に移行できました。
ありがとうございました。
>>ポールさん
返信削除どういたしまして。
良ければ今後書く予定のアドオン特集などにも付き合ってくださいね。