2011年6月8日水曜日

Google Chrome 12 公開

Google Chrome 12が安定版に昇格しました。
引き続き描画面での機能追加もありますが、今回はセキュリティの改善と便利な小技が増えています。
すでに導入済みの方は自動更新されます。また、メニューの「Google Chrome について」から手動でアップデートすることもできます。

更新点
  • V8 JavaScriptエンジンのアップグレード
  • 更なる高速化もちゃんと図られています。
  • "CSS 3D transforms"に対応。
  • CSSによるGPUアクセラレーションを使用した3D効果に対応し、動画を斜めに傾けたり、拡大・縮小したり、半透明で表示したり、エフェクトをかけたりなどが可能になります。(Linux版ではGPUアクセラレーションが効かず、反射効果や半透明化に非対応です。)
  • マルウェア疑惑のあるファイルの保存時に警告する機能
  • GoogleがChrome・Firefox・Safariに提供しているマルウェア疑惑サイト一覧を拡張。
  • Adobe Flash Playerの"Flash Cookie"をChromeから削除可能に。
  • これまではAdobeのページで削除しなければなりませんでしたが、Flash 10.3の新機能"NPAPI ClearSiteData API"を用いることでブラウザから制御できるようになったのです。 セキュリティ面も安心ですね。
  • OmnibarからAppを起動可能に
  • 地味に便利なこういう改良は嬉しいですね。
  • 同期の設定画面の一新
  • スクリーンリーダーソフトへ対応
  • JAWS、NVDA、VoiceOverなどに対応し、アクセシビリティが改善されました。
  • Google Gearsのサポート終了
  • 今までローカルデータベースや位置情報などを拡張する、HTML5の先駆けとなったプラグインです。 遂に世代交代の時が来たのですね。
  • Ctrlキーによる複数タブの同時選択機能 (Windowsのみ)
  • Unityアプリケーションメニューに暫定対応(Ubuntu 11.04 Natty Narwhalのみ・about:flagsにて)
  • コードのクリーンナップ
  • 数多くのバグ修正
  • 脆弱性の修正

セキュリティ面がかなり強化されましたね。セキュリティコンテスト優勝のブラウザなだけあります。
"CSS 3D transforms"が神懸り過ぎていて唯唯唖然です(笑)

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