Ubuntuなど、多くのLinuxディストリビューションではフォント描画にFreeTypeが使われています。
FreeTypeによるアンチエイリアスはとても美しく、私がWindowsから乗り換えた理由の1つはその美しさに惹かれたからです。
WindowsではビットマップフォントのMS ゴシックが使われていますが、これがギザギザなのが嫌だったのです。(gdi++などで改善できます)
UbuntuだとビットマップフォントにIPAモナーフォントがあります。
Ubuntuでは8.04 Hardy Heron以降、12pt以下のビットマップフォントの描画にはアンチエイリアスが適用されなくなり、ギザギザな描画になります。
その方が視認性が高いという人もいますが、私はアンチエイリアスがかかっていた方が美しく読みやすくなると思うので、アンチエイリアスを適用させています。
gdi++の記事が意外と人気なようなので、Ubuntuでもフォントを見やすくする方法を書いておきます。
改善策
Ubuntu Japanese Wikiに書いてある通りですが、".fonts.conf"を用いる方法をおすすめします。
「以下はシステムファイルに手を加える内容のものです。上の方法でうまくいかない場合に、自己責任で試してみてください。」と書いてありますが、ホームディレクトリにコピーするだけなので危険ではないと思われます。
また、ホームディレクトリのバックアップをとるだけで環境が変わっても使いまわせる他、自分の好きなように設定を変えられるので、こちらをお勧めします。
ちなみに、Xを再起動というのは普通の再起動で大丈夫です。
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