Androidでは標準で有効になっていますが、iOSではGoogleが説明ページを用意されているだけです。
iOSでも標準でGmailとメール, カレンダー, メモを同期する機能がありますが、それよりも高機能な同期が行えます。
主な機能
- Gmailのプッシュ配信(=ケータイのSMS/MMSのように着信する) 標準のGmailではフェッチ(=自分で確認or指定した時間ごとに確認)しかできない。
- Gmail連絡先の同期 or 照会
- Google カレンダーの完全な同期 標準のGmailではカレンダーは1つしか同期出来ない。
- Google カレンダーの通知
導入方法
- "設定"アプリを開きます。
- "メール/連絡先/カレンダー"→"アカウントを追加..."→"Microsoft Exchange"を選択します。
- 以下のように入力し、"次へ"を選択します。
- "サーバ"欄が加わるので、"m.google.com"と入力し、"次へ"を選択します。
- ここで同期させるサービスを選択しますが、既存のデータは削除しないように"iPhoneに残す"を選択しましょう。
メール | Gmailアドレス |
ドメイン | (空欄) |
ユーザ名 | Gmailアドレス |
パスワード | Google パスワード |
説明 | 任意の名前 (Google Syncなど) |
サーバ | m.google.com |
比較
標準で用意されている"Gmail"欄と、今回使用した"Microsoft Exchange"欄はどちらがいいのか、少し比較してみます。
アカウント | Gmail | Google Sync |
SMS/MMSの着信 | 正常 | 文字化け |
着信方法 | フェッチ | プッシュ |
メモ | 同期可能 | 同期不可 |
連絡先 | 同期可能 | 同期不可 |
同期出来るカレンダーの数 | 1つ | 全て |
カレンダーの同期方法 | "カレンダー"の起動時 | プッシュ |
"Gmail"ではメールとメモを有効にし、"Microsoft Exchange"側では連絡先とカレンダーを有効にします。
Gmailでケータイとはメールしない、という方はMicrosoft Exchange側のメールを有効にしてもいいでしょう。
設定方法
- Google Syncでメールの同期を有効にした人は、"同期するメールの期間"を"制限なし"に指定しておきましょう。
- また、Google Syncでカレンダーを有効にしても、まだ1つしか同期されませんよね。
- これはGoogle Syncの設定を変更する必要があります。
- Safariから"http://m.google.com/sync"にアクセスします。
- まだ日本語の設定画面は用意されていないので、"言語を変更"から"English (US)"を指定しましょう。
- Manage devicesで自分の端末を開き、有効にするカレンダーを選択し、"Save"したらSafariを閉じます。
- "カレンダー"を開き、確認してみましょう。複数のカレンダーが動機されているはずです。
AndroidじゃなくてもGoogleサービスを更に快適に使うことの出来る方法でした。
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