2011年4月12日火曜日

IDEOS特殊起動まとめ

IDEOSにカスタムROMを導入したりする上では、文鎮化したときの対策についても事前に考えておかなくてはなりません。
ここでは、様々な起動方法について書いておきます。
起動方法
  • 電源 → 通常起動
  • 決定ボタン + 電源 → セーフモードで起動
  • 通話 + VolUp + 電源 → リカバリモードが起動
  • 終話 + VolUp + 電源 → 公式FWアップデータが起動
  • 終話 + VolDown + 電源 → Fastbootが起動

セーフモード
DalvikVMのJust-In-Timeを無効化して起動する。
まぁほぼ使わないであろう。

リカバリモード
IDEOSで使用できるのは以下の3種。
  • Android System Recovery
  • UltraJack Recovery
  • ClockworkMod Recovery
多機能で安定しており導入も簡単なClockworkMod Recoveryを推薦。
使用方法は過去記事のClockworkMod User's Guideをご参照ください。

公式FWアップデータ
システム領域をmicroSDカード内に書き込んだ各国のアップデータで上書きするモード。
日本通信版だろうとEMOBILE版だろうと海外版だろうと書き込めるが、自分の端末で正常動作するとは限らないため注意。
日本通信版については過去記事参照のこと。

Fastboot
一切起動しないときの最終手段。
リカバリモード領域すら起動しないときは"fastboot flash recovery recovery.img"でリカバリ領域を書き込みます。
system.imgのバックアップがあれば"fastboot flash recovery system.img"を行えばシステム領域も復活します。
FWアップデータで公式ROMを書きこんでも治らない場合は"fastboot erase userdata"でデータ領域を消去します。
ハード的な実装なのでCPUクロックを異常に上げて本体が壊れたりしない限りは最終手段として使えるはずです。

6 件のコメント:

  1. 大変詳しく対策を書かれていますので参考になり助かります。

    一方、2機目の方のカスタム化ですが、
    無事に「FUSIONideos 1.8 → 1.9.7B」にしまして、
    1機目では
    「Froyoman V3」や「FUSIONideos 1.96B」は導入するも
    一切マルチタッチのみが全く機能しなかったのに
    挙句に・・・今は手元に(文鎮化まがい)無いですが、
    2機種目では
    「Froyoman V3」はデザイン等スルーですが、
    「LEANdroid v10.3」と「FUSIONideos 1.97B」は
    今度は何の問題も無くマルチタッチ動作してます。

    やっぱり個体差なのか? 当たりハズレでもあんの?って
    感じを受けました。

    しばらく「FUSIONideos」で落ち着きそうです。
    「FUSIONideos」するのにまた変になったらどうしようかと
    心配不安がありましたが、前のコメントの時や
    上記の復帰手段いくつか紹介してくださっていますので
    チャレンジしました。

    ここのページは必見ですよね。

    返信削除
  2. IDEOSの製造元はもちろん中国のHuaweiですが、個々のパーツは下請け会社が製造しています。
    現状では、タッチパネルを韓国のMelfasに受注したロットのみマルチタッチが可能なようです。
    他のロットだと使用通りハード的にシングルタッチにしか対応していなかったりするので、混乱を防ぐために前商品シングルタッチで販売しているんですね。
    しかしMelfasが最多数なのでこっそりマルチタッチ対応の個体が多いようです。
    日本通信版で初期ファームがSP01, SP02, SP03の全個体でMelfas製と非Melfas製の両方が見つかっているので完全に運頼みですね。

    改造で文鎮は流石にメーカーサポートを受けられませんが(一切起動しなければ初期不良かどうか相手にも判別不能なので良心の範囲で)、私はNEXTFUN様が動かない端末でも下取りなら1000円以上で買ってくれるらしいのでクロックアップで半田がイカれたときなどの最終手段として念頭にいれています。
    実はiPhone4と全く同じ形でFroyo搭載でスペックがIDEOSを超えているSK-168が気になっていたり……。

    返信削除
  3. 色々とお詳しい

    SK-168 おーiPhoneそっくりですね。
    こういうガジェットは当方も好きなんですが 笑

    返信削除
  4. >田中様、nekomata様
    横槍コメント失礼します。
    色々マルチタッチについて、私なりに調べてみました。
    結果として田中様の言うように、タッチスクリーンデバイスの違いによるもののようです。
    ちなみに、私のデバイスは melfas-touchscreen でしたが、カスタムROMでのマルチタッチがNGでした。
    Xdaフォーラムでも、melfasデバイスはNGの方々が多いようで、synapsids-touchscreenはOK報告があるようです。
    この辺りは、田中様のコメントと食い違うようです。
    以下の手順で確認できるようです
    電話番号の画面で、*#*#2846579#*#*
    ProjectMenu -> 4 -> 1.Touch screen type で確認できます

    返信削除
  5. >田中様、nekomata様
    横槍コメント失礼します。
    マルチタッチについて自分なりに調べてみました。
    田中様の言う通り、タッチパネルの違いが影響しているようで、
    melfas-touchscreenはNG、synaptics-rmi-touchscreenはOKと田中様のコメントと一部異なります。
    私のIDEOSもmelfas-touchscreenであり、マルチタッチ不可でカスタムROM対応待ちです。
    ちなみに以下手順で、タッチパネルは確認できるようです。
    電話発信画面より、*#*#2846579#*#* でテスト中へ移行。
    ProjectMeny -> 4.Veneer information query -> 2.Apparatus type query で、1.Touch screen type で確認できます

    返信削除
  6. 昨日は適当なコメントをしてしまい、すいませんでした。
    j様の仰る通り、melfas-touchscreenはNG、synaptics-rmi-touchscreenはOKです。
    途中で勘違いして認識していました。

    返信削除