特に特徴的なのはテーマ機能で、黒い背景に白い文字だけよりはマルチブート環境においてOS選択がとても楽しくなると思います。
←の画像は私のEeePC 1201Tで、Ubuntu 10.10, Windows 7, Ubuntu 11.04 Beta 1, Express Gate, Splashtop OSをアイコンで選択可能にしたものです。
主な機能
- テーマのカスタマイズ 美しいテーマで楽しいOS選択が出来ます。
- エントリのフォルダ分け リカバリモードは普段隠しておくことが出来ます。
- エントリ名の変更 長いエントリ名をすっきりさせることが出来ます。
- パスワード保護 ユーザーを作成し、許可されたOSのみを起動させられます。
私もUbuntu 10.04 Lucid Lynxに乗り換えると共に導入しましたが、それ以外は問題なく使用できています。
導入方法
- PPAを追加します。
- リポジトリ一覧を再読み込みします。
- Burgをインストールします。
- インストール先を指定する画面が出てくるので、Ubuntuの入っているHDD/SSDなどに入れてしまい、Grubを上書きしてしまって構いません。
sudo add-apt-repository ppa:bean123ch/burg
sudo apt-get update
sudo apt-get install burg
設定方法
基本的にGrub2と同様ですが、設定は引き継がれないため再設定してください。
設定ファイルの位置は、
"/boot/grub/"は"/boot/burg/"
"/etc/grub.d"は"/etc/burg.d"
"/etc/default/grub"は"/etc/default/burg"
と変更されます。
また、使用するコマンドも"sudo update-grub"から"sudo update-burg"、"grub-install"から"burg-install"などと全てburgに置き換える感じです。
また、Burg独自のコマンド、"sudo burg-emu"を使用すれば端末上で現在の設定をエミュレートすることも可能です。
テーマ
テーマファイルは元々あるもの以外に自作のものを使用したり、GNOME-LookやDeviantARTなどからダウンロードすたりすることも可能です。
以下、オススメTOP3です。
- Fortune Faenzaテーマアイコンを使用したカラフルなテーマです。
- Lightness for burg モノクロの美しいテーマです。
- achromatic for burg 黒基調の美しいテーマです。
その他
Burg-manager
Burgの設定をGUIで編集できるソフトウェアです。
ここからテーマの入手も可能なので、導入してみては如何でしょうか?
ちなみに私は使っていませんが……。
マルチブート環境を鬱陶しく思っている方、必見ですよ。
これさえあれば逆にOSをコレクションしたくなってくるはずです(笑)
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