思えばそれについては一度も書いていませんでしたね。
EeePC 1201T機種固有の部分もあるのでニッチな需要ですが書きたいと思います。
導入方法
- LiveCDのisoイメージをFTP/Torrentでダウンロードし、CDブート/USBブートでインストールする。
私はWindows 30GB, NTFSデータ領域150GB, EFI領域954MB, 拡張領域32GBに分けました。
拡張領域の配分は、Ubuntu 25GB, Ubuntu Alpha版 5GB, スワップ領域2GBです。
隠し属性になっていたパーティションはリカバリ領域です。
付属のDVDからリカバリ可能なので一応バックアップを取ってから削除してしまいました。
不明なパーティションになっていた部分はEFI領域です。
ブートローダをキャッシュしておくことによって高速な起動を可能にするBoot Booster機能に使用されています。
消してしまっても再作成が可能で、例えばsda3をEFI領域にする場合は、
sudo sfdisk --change-id /dev/sda 3 efiとします。
16MB程度あれば余裕でしょうが、桁を間違えて954MBも割り振ってしまいました(笑)
起動画面(Plymouth)をちゃんと表示させる方法
- rootとして実行します。
- Plymouthの設定を書き込みます。
- 設定を反映します。
- 再起動します。
sudo -s
echo FRAMEBUFFER=y >>/etc/initramfs-tools/conf.d/splash
update-initramfs -u
sudo reboot
EeePCシリーズの本体を制御するJupiterを導入する方法
- PPAを追加します。
- リポジトリ一覧を再読み込みします。
- Jupiterをインストールします。
- 再起動します。
sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/jupiter
sudo apt-get update
sudo apt-get install jupiter jupiter-support-eee
sudo reboot
EeePCシリーズ独自のホットキーを有効にする方法
- ブートローダの設定ファイルを開きます。
- 設定ファイルを書き換え、保存します。 GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"の行を編集し、GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash acpi_osi=Linux"と変更します。
- ブートローダに設定を反映します。
- 再起動します。
gksu gedit /etc/default/grub
sudo update-grub
sudo reboot
如何でしょうか?
これでUbuntuの快適な使用が可能になると思います。
ちなみに、ATIのプロプライエタリなドライバを導入すると起動画面のPlymouthが文字で表示されてしまいます。
Compizなどはちゃんと動くので、それが嫌な人は導入しなくてもいいでしょう。
ただ、OpenGLの3D描画や動画再生支援は効きません。
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