FUSIONideosを導入したIDEOSでは、マーケットに現れないアプリがいくつか出てきてしまいます。
海外の公式ROMがベースになっているため、マーケットでの端末情報が日本国内の物と異なるからです。
そのため、日本通信の公式ROMから一部を持ってきてあげる必要があります。
もちろん、FUSIONideosの特徴、オートフォーカス要求アプリをインストール出来る特徴はそのまま、ATOK トライアルや美人時計なども元通り手に入るようになります。
私はFroyomanを導入した時から行っていましたが、特に不具合は出ていないのでご紹介します。
(以下、技術的な事なので読み飛ばし可)
通常、Android端末では、"/system/build.prop"内の"ro.build.fingerprint"の値によってマーケットにprotectedなアプリを表示するかどうかが決まるので、他端末をカスタマイズしたことのある方はbuild.propの置き換えなどを試したことでしょう。
しかし、日本通信版IDEOSでは"/cust/hw/normal/prop/local.prop"の情報が優先されるため、それだけでは不可能です。(EMOBILE版Pocket WiFi Sでは"/cust/emobile/jp/prop/local.prop")
そのため、local.propの内容をbuild.prop内に上書きし、編集済みのbuild.propをカスタムROMへ転送したところ上手く動作しました。
(以上、技術面のお話でした。全く高度な話じゃありませんでしたが。笑)
設定方法
- お手軽パッチをダウンロードし、ClockworkModより導入します。
- 設定の"アプリケーション"→"アプリケーションの管理"を開きます。
- "Googleサービスフレームワーク"を開き、"データを消去"し、"強制停止"します。
- "マーケット"を開き、"キャッシュを消去"し、"強制停止"します。
- IDEOSを再起動します。
- 設定の"日付と時刻"で"23:59"に設定し、1分間待ちます。
- 日付が変わったら、マーケットにアクセスしてみてください。
- 試しに"美人時計"と検索してみて、ちゃんと現れたら成功です。
- 最後に、時計を戻すのを忘れないでください。日付も1日進んでいますので注意。
他のカスタムROMでも同様だと思います。
変更が反映されるまでの1日程はWeb版マーケットのインストール選択で選べなくなることがあります。
build.propとlocal.propは面白く、マナーモード時のカメラシャッター音のON/OFFなどもここに記されています。
日本通信版はOFF、EMOBILE版はONですね。
ただ、適切に処理しないと再起動地獄へ陥る可能性があるので注意してください。
また、EMOBILE版Pocket WiFi Sをご利用の方でもお手軽パッチを利用できると思いますが、端末情報がEMOBILE版ではなく日本通信版になります。
海外版よりはましかもしれませんが、どうしてもEMOBILE版を使用したい方は以下の手順でどうぞ。
- 日本通信版の過去記事を参考に、EMOBILE版公式FW(U8150-92 V100R001C26B830(Japan EMobile).rar)を導入します。
- EMOBILE版の"/system/build.prop"と"/cust/emobile/jp/prop/local.prop"のバックアップを取ります。
- Root ExplorerなどのアプリでmicroSDにコピー
- Windows 7なら"adb pull /system/build.prop C:\User\user_name\Desktop"など (要Android SDK)
- Ubuntuなら"adb pull /system/build.prop /home/user_name/デスクトップ"など (要Android SDK)
- "local.prop"を開き、"ro.build.fingerprint"の値をコピーします。
- "build.prop"を開き、"ro.build.fingerprint"の値を"local.prop"の物で置き換えます。
- 過去記事を参考に、FUSIONideosを導入します。
- 編集した"build.prop"をIDEOSに書き戻します。
- Root Explorerなどのアプリで/systemへコピー
- Windows 7なら"adb remount", "adb push C:\User\user_name\Desktop\build.prop /system"など (要Android SDK)
- Ubuntuなら"adb remount", "adb pull /home/user_name/デスクトップ/build.prop /system"など (要Android SDK)
- IDEOSを再起動します。
お世話になっています。nekomataです。
返信削除早朝すみません。
ここの紹介してる
例えばここでも挙げていますように
アプリで「美人時計」と検索しても
「美人天気」がトップで出てくるのですが、
後12件は全く別アプリでした。
テキストエディタで
build.propの値を
↓
ro.build.fingerprint=Huawei/Ideos/msm7225/U8150:2.2.1/FRG83/U8150C126B831SP03:user/release-keys にしましたが、
それを貼り付け置き換えたら
スペースとか改行なしで直ぐ後ろに
ro.build.description=Ideos-user 2.2.1 FRG83 U8150C126B831SP03 release-keys がひっつくのですが、
要するに文字が連続で次の文字がひっついたままでもいいのでしょうか?
説明通りやっていますが うまくいかないのです。
検索で「美人時計」とやってもその美人時計が無い。
すみませんが、
努力をして得た方がいいのですけど、
当方さっきから失敗続きで ここの箇所は
ぜひ助け舟を出して頂きたく
当方 nekomataのメールアドレス宛に
書き換えたbuild.propを頂きたいのですが。
お願いします。
nekomataですが
返信削除先ほどの追記です。
検索しても「美人時計」ではないですが
13件の中で「bijin-tokei for GREE」美人時計とはありましたが、
その事を示しているのでしょうか?
それとも
「美人時計」は「美人時計」と出るはずですか?
すみませんメールアドレス宛に送ってって希望しましたが、
スパムなど変なメールが他からくるかも?なので
その辺はやめておきます。
わかりました。
返信削除前回はありがとうございました。
返信削除無事に検索結果で沢山ヒットしました。
当面、Custom-Romで使えますね。
気になるところをお聞きします。
板違いすみませんが、
Customでも例えば、メインの「FUSIONideos 1.8」とあり
後で[ClockworkMod Recovery]にて導入Install後に
Update分の1.9.7b1を同toolで適応してますが、
197b2も公開されていますが、その1.9.7b2を
導入はその197b1環境の状態で[ClockworkMod Recovery]にて
単純に197b2のみを適応するのはOKでしょうか?
それとも一旦工場出荷時に戻して→ Marketより[Rom Manager]の
[ClockworkMod Recovery]にて1.8適応後に1.9.7b2の適応が
やり方としてベスト無難でしょうか?
>>nekomata様
返信削除update.zipの中身を見てみたところ、競合が起きないようにされているようです。
ただし、Japanize PatchやXTREMEカーネルは適用前に戻るようです。
/dataはフォーマットされませんが、万が一失敗したときに備え、念の為バックアップはとっておいたほうがいいと思います。
早速調べて頂きありがとうございます。
返信削除競合面はOK 安全ぽいと見受けましたが、
以前EXTREME版導入後おかしくなったんで
今回ははかなり危険だと感じたので導入してませんが
一番安心な方法は
各apkをSDへBackupはもちろんですが、
[Rom Manager]の[ClockworkMod Recovery]にて
公式Romの方を念のためBackup&RestorでBackupしてあるので
それに戻してから 改めて 1.8適用後 1.9.7b2にupしたいと
思います。
/cust/emobile/ja/prop/local.prop とありますが,S31HW で確認したところ ja ではなく jp のようです.
返信削除>>匿名様
返信削除ご指摘ありがとうございます。修正致しました。