2011年4月14日木曜日

Ubuntu 11.04 Natty Narwhal Beta 2 公開!

2011/03/22追記:正式版リリース!(紹介記事)
4月リリース予定のUbuntu 11.04 Natty NarwhalのBeta版が更新されました。
デスクトップ版・サーバー版の他に、ARM版やクラウドサーバー版等が追加されています。ネットブック版はデスクトップ版と統合されました。
ARMということはタブレット進出という事でしょうか?(個人的にはUbuntu Phone期待)
また、公式派生のKubuntuやXubuntu等も更新されています。
Ubuntu Japanese Teamは正式版以外はリリースしませんので、もうしばらくお待ちください。


感想ですが、Unityがかなり進化して使い物になってきた感じ。Ubuntu タブレットが欲しくなってきた。
ただ唯一の欠点と思うのが、Mac OS Xのようにメニューバーをグローバルメニュー化している点。確かに全画面時には効率的に画面を使えるが、通常のウィンドウにまで適用するのは如何なものか。


以下更新点。


システムのアップデート
Linux Kernel 2.6.38
X.org Server 1.10
Mesa 7.10
Gnome 2.32.1


主要アプリのアップデート・置き換え
Firefox 3.6→Firefox 4.0
OpenOffice.org 3.2→LibreOffice 3.3
Rhythmbox→Banshee 1.9.2


システムの主な変更点
カーネルに233行のミラクルパッチが適用された2.6.38を採用。
標準デスクトップUIは3D必須のUnity + Compizに変更。従来のGNOME 2のClassic Shellも残す。
Unityのデザインは基本的に従来のUbuntu Netbook Editionのものと同じ。
3DグラフィックライブラリのMesaの搭載によってドライバの一新。Sandy Bridge(Intelの第二世代Core iシリーズ)、ATI RadeonのOpenGL対応の改善等が見込まれる。


アプリの主な変更点
GNOMEベースの新デスクトップ環境、"Unity"を搭載。通知領域の廃止・グローバルメニューの採用・Unityランチャーなど。
Windows 7のAero Snapのようなウィンドウジェスチャを搭載。
uTouchにマルチタッチジェスチャを追加。GTK・Qtアプリが対象。
ソフトウェアセンターに評価とレビューを追加(mintInstallのような)
サウンドメニューにプレイリスト機能を追加。インジゲータから直接再生可能に。
Ubuntu Oneの一新。Windowsからも扱えるようにする。
その他多数の追加機能




Classic Shellが従来のものとUnityの間の子だったのが、完全に従来のものと同等になったので以降が楽になりましたね。
かなり安定していて日本語対応も進んでおり、RCの代替なだけあるなと思います。
ATI Radeonは安定してきましたが、レスポンスが悪いので、最後の追い込みに期待です。

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