2011年5月8日日曜日

Medibuntu 〜マルチメディアコーデックを収録したリポジトリ〜

Medibuntuとは、ライセンスの問題からUbuntuに同梱できないプロプライエタリなマルチメディアコーデックを収録したリポジトリです。
市販DVDの再生に必要なコーデックもあり、家庭向けとしては必須とも言えるリポジトリとなっています。

導入方法
Ubuntu 10.10以前はUbuntu Tweakから導入可能ですが、11.04ではまだ用意されていないので手動で導入します。
  1. 自分の使用しているUbuntuのバージョンを判別してMedibuntuのソースを追加します。
  2. sudo wget --output-document=/etc/apt/sources.list.d/medibuntu.list http://www.medibuntu.org/sources.list.d/$(lsb_release -cs).list
  3. リポジトリ一覧を再読み込みします。
  4. sudo apt-get --quiet update
  5. Medibuntuの公開鍵を追加します。
  6. sudo apt-get --yes --quiet --allow-unauthenticated install medibuntu-keyring
  7. リポジトリ一覧を再読み込みします。
  8. sudo apt-get --quiet update
  9. Medibuntuにクラッシュレポートを送信できるようにします。
  10. sudo apt-get install app-install-data-medibuntu apport-hooks-medibuntu
これで導入は成功です。

次に、各種コーデックの導入を行いたいと思います。
と言っても、以下だけでほぼ事足りてしまうので楽ですね。
  1. リポジトリ上のソフトウェアをすべてアップデートします。
  2. sudo apt-get upgrade
  3. コピーライトDVDのコーデックと、その他のコーデックをインストールします。
  4. sudo apt-get install libdvdcss2 non-free-codecs
以上で導入は終了です。

他にもaac関連のソフトウェアなども多数収録されているので、必要な方は適宜MedibuntuのリポジトリをSynapticやUbuntu ソフトウェア・センターなどで覗いてみてください。

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