IS01を快適にSIMなしWiFi運用する方法

IS01には、データ通信を一切行わずに弄り倒す、通称「8円運用」を行うユーザーが多数います。
また、IS01の発売から1年半強が経つので、そろそろ2年縛りの大量解約時代が到来し、オークションなどの中古市場に白ロムが多数出品されるかと思います。
しかし、WiFi運用にはいくつかの問題点があるのでそれを解消する方法を列挙していきたいと思います。

起動時の警告
正規のSIMが刺さっていないとダイアログが表示され、閉じるまでホームアプリも起動されません。
他のauのSIMが刺さっている場合や、他社のSIMが刺さっている場合もダイアログが表示されます。
つまり、これはどうしようもありません。

タイムゾーンの設定
IS01では設定アプリ上にタイムゾーンの設定項目がありません。
そのため、SIMが刺さっていない環境で初期化を行うとUTC(協定世界時)になってしまい、JST(日本標準時)とは異なってしまいます。
表示上の時刻のみ合わせれば一見正しく見えるようになりますが、PCなどの他端末へファイルをコピーすると、写真の撮影日時などが狂ってしまいます。
そのため、TimeZone Changerなどのアプリでタイムゾーンを合わせておくようにしましょう。
TimeZone Changerでは"Asia Japan"に合わせればOKです。

時刻の同期
IS01ではKDDI回線から取得した情報で自動で時刻が修正される方式になっています。
しかし、SIMなしではそれが行えません。
root権限を奪取してあれば、ClockSyncなどのアプリでNTPサーバーと時刻を同期することができます。

Google アカウントのパスワード
Android 1.6では、SIMが刺さっていない環境だとGoogle アカウントのパスワードが保存されない仕組みとなっています。
これを回避するには、何か適当なSIMを刺しておけば十分です。
しかし、国内の解約済みのSIMにはどれも返却義務があります(b-mobileSIMを返却というのはあまり聞きませんが)。
これは海外のプリペイドSIMや、アクティベーション用SIMでも代用が可能です。

3G回線を無効にする
データ通信を無効にしても、電話機能のために3G回線を探し続け、圏外と表示されています。
多少電池も消費しているようです。
そのため電波OFFモードを利用したいのですが、Wi-Fiまで利用できなくなってしまいます。
そこで、Airplane Mode Wi-fiというアプリを使用すると、電波OFFモード中でもWi-Fiを有効にすることができます。
しかし、これにも問題点が2つあります。

Airplane Mode Wi-fiの利用中にWi-Fi設定を開けない
電波OFFモードは設定アプリの"通信"の項目が一切利用できないため、Airplane Mode Wi-fiで有効にしてもWi-Fi設定を開くことができません。
そこで、WiFi Managerなどのアプリを入れておくことで、それを代用することができます。

Airplane Mode Wi-fiの利用中にBluetoothが使用できない
こちらもAirplane Mode Wi-fiのようにアプリから有効にできるはずですが、見つけられていません。
知っている方は是非教えてください。

外出先でインターネットに接続できない
テザリング対応スマートフォンやモバイルWi-Fiルーターを持っていない限り、外出先ではインターネットに接続することができませんね。
そこで、オフラインキャッシュを活用してみましょう。
例えば、Wikipediaやアンサイクロペディアを読みたい場合は、DroidWingなどのEPWING辞書ビューアを使用しましょう。
WikipediaはBookends様が、アンサイクロペディアはかたまり様がEPWING形式に定期的に変換して公開しているので、そちらを利用させていただくと便利です。
また、Android 1.6では使用できない、モバイルGoogleマップのオフライン機能の代用には、RMapsやOruxMapsなどのアプリを使用しましょう。
RMapsの使い方についてはコチラを、OruxMapsの使い方についてはコチラを参照するとわかりやすいです。
このようにオフラインキャッシュを多用することで活用の幅が広がります。


これくらいでしょうか。
他にも活用法があったら教えてください。