その次期バージョンとなるThunderbird 10が正式版に昇格しました。
Windows, Mac OS X, Linuxに対応し、現在公式サイトからダウンロード可能です。
変更点
- 新しい Mozilla Gecko 10 エンジンを搭載。
- Web 検索機能を追加。 選択した語句を検索し、新しいタブで開くことができるようになりました。(もはやFirefox)
- メッセージ検索機能を改良。
- メールアカウント取得機能を追加。 現在AOL MailやHover.comなどに対応しています。
- メッセージの下書き保存に関するいくつかの問題を修正。
- その他様々なバックエンドの修正。
また、その他の更新点として、今回より7バージョン毎に延長サポートリリース(ESR)版が提供されるようになります。
こちらは高速リリースサイクルからは外れ、約1年間機能強化は行われずセキュリティアップデートが継続されるものとなります。
つまり、Thunderbird 10はThunderbird 19のリリースまではセキュリティアップデートを享受でき、次回ESR版のThunderbird 17がリリースされたらそこでアップデートすればいいのです。
これで企業ユーザーなどで、頻繁なアップデートが適さない環境でも安心して利用することが可能になりました。
非対応とされてしまうアドオンは、Add-on Compatibility Reporterを使用して対応状況を確認・送信し、開発に貢献してください。
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