Linuxカーネルの最新版となる3.0が公開されました。
5月に公開された2.6.39と比較すると、実質的には2.6.40といった更新内容ですが、それでもこの"3.0"という数字の持つ重みはとても大きいでしょう。
正に歴史的瞬間ですね(世間的にはあまり注目されていませんが)。
早いところだとUbuntu 11.10で採用される見込み(実際Alpha版でも採用されている)であり、今後Androidなどが搭載すれば人々の目に触れる機会も増えるでしょう。
私はカーネルのことはよくわかりませんが、Btrfsのサポートが更に強化されたようで、そろそろFedora以外のディストリビューションでも標準で採用されるのかな、と期待させられます。
自動デフラグや整合性チェック機能に対応した他、パフォーマンスも改善され、実用レベルに達してきていますね。
また、グラフィックドライバの更なる強化が行われており、デスクトップ分野も視野に入れた開発が続いています。
詳しくは解説できないので、公式の更新履歴(英語)を参照するか、Slashdot Japan様の記事などをご参照ください。
P.S. Tux君は2.Xのマスコットだったはずですが、3.Xでも続投するのかな?
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