私は購入日にroot化・フォント変更などは既に行なっていたので紹介を完全に忘れていました(笑)
IDEOSの日本語フォントには、日本通信版ROM(SP03)・EMOBILE版ROMでは標準で"LIM新ゴシック"が採用されていますが、その他のROMには日本語フォントが含まれていないため、Android標準のCJK統合漢字フォント(DroidSansFallback)が使用されることになります。
これは、日中韓の三言語で使われる漢字が統合されているため、日本人から見ると違和感のあるフォントとなってしまいます。
多くのカスタムROMは導入時にフォント領域を初期化するため、ベースが日本通信版(SP03)やEMOBILE版であったとしてもフォントが失われてしまうことがあります。
それのバックアップを取ってみましょう。
- Windows 7の場合の例
- Ubuntuの場合の例
- Root Explorerなどで/system/fonts/DroidSansJapanese.ttfをSDカードへコピー
adb pull /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf C:\User\user_name\Desktop
adb pull /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf /home/user_name/デスクトップ
さて、海外版ROMを焼いたりカスタムROMを導入したりでフォントが失われてしまった場合は先程のバックアップを書き戻しましょう。
要rootなので一応自己責任でお願いします。
- Windows 7の場合の例
- Ubuntuの場合の例
- Root ExplorerなどでSDカードからDroidSansJapanese.ttfを/system/fonts/へコピー
adb remount
adb push C:\User\user_name\Desktop\DroidSansJapanese.ttf /system/fonts/
adb remount
adb push /home/user_name/デスクトップ /system/fonts/DroidSansJapanese.ttf
本題。
実は"LIM新ゴシック"に限らず、"DroidSansJapanese.ttf"という名前にリネームすればどんなTTF/OTF形式のフォントでも適用できるのです。
QVGA画質では丸ゴシック体が意外と読みやすく、逆に手書き文字はとても読みにくくなってしまいます。
以下にオススメのフォントを挙げておきます。
以下はAndroid OSのソースツリーより入手可能なもの。
- DroidSansJapanese (DroidSansJapanese.ttf) Android OS標準の日本語フォント。
- モトヤシーダ3 (MTLc3m.ttf) 高級日本語フォントを販売しているモトヤ社が、Android向けに無償提供した高品質な角ゴシック体。
- モトヤLマルベリ3等幅 (MTLmr3m.ttf) 高級日本語フォントを販売しているモトヤ社が、Android向けに無償提供した高品質な丸ゴシック体。
以下はフリーフォント。
- IPAフォント IPA(情報処理推進機構)によって作成されている美しい日本語フォント。 ヒラギノなどの有料フォントにも劣らない人気で、最も人気なフリーフォントかもしれない。 Ubuntuの標準フォント、"Takaoフォント"はIPAフォントを改良したものとなっている。 IDEOSではTakao PゴシックのRegularが見やすい気がする。
- M+フォント デザイン性に優れた日本語フォント。 収録字数が少ないので、以下の合成フォントを利用するのがベター。
- MigMix M+フォントの不足分をIPAフォントで補ったもの。 IDEOSではMigMixの濁点・半濁点を大きく強調した"MIGU"が見やすい気がする。
- VLゴシックフォントファミリ M+フォントをベースに足りない文字や記号・ギリシャ文字などを独自に追加修正したもの。 Vine Linuxを製作しているProject Vineが製作しており、過去にUbuntuでも採用されていた実績がある。
ブログによってはMSゴシックやメイリオなどの導入を勧めているところもありますが、あれってライセンス的にどうなんでしょうか?
Windowsのライセンスがそのまま適用され、そのPC以外で使用してはいけない気がするのですが……。
何はともあれ、自分の好きなフォントを探し当て、快適なIDEOSライフを送りましょう!
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