Android Marketとは、Android端末のアプリケーションを購入できる市場です。もちろん、無料アプリもたくさんあります。
iPhoneにおけるAppStoreのようなものと思っていたら、もっと凄いものでした。
iPhoneの場合、重いiTunesを起動し、もっさりなAppStoreで目的のアプリを探し、PCにダウンロードし、わざわざケーブルを持ってきて同期する必要があります。
しかし、Android Marketの場合は、軽いGoogle Chromeを起動し、サクサクと検索し、ダウンロードボタンを押すと、既に端末側でダウンロードが始まっています。
ケーブルなんて必要ありません。コンセントの横で充電したまま、気が付いたらダウンロードが終了しているのです。
もちろん、ブラウザなら別に何でもよくて、iPhoneのSafariでも使用可能です。
アプリの質は、どっちもどっちです。
AppStoreは厳格な審査を通過したアプリのみが配布されるため、質は高いものの開発者は却下される恐怖と戦い続けています。
実際、セキュリティ上のアップデートを配信したいのに、申請が何故か通らずにずいぶん遅れてしまった例もあります。
一方、Android Marketは必要最低限の審査を通過したら何でも配布されるため、いわゆる糞アプリもたくさんあります。
そのため、有料アプリの購入後15分までなら返品可能です。糞アプリを掴まされたら返品すればいいのです。
しかし、開発者が自由に開発できるため、とても素晴らしいものもたくさんあります。
また、開発言語がガラケーのiアプリなどと同じJavaなので、国内の開発者には敷居が低いという点も挙げられます。
また、過去にダウンロードしたアプリ一覧などもちゃんと見られます。
ツイートボタンが用意されており、気に入ったアプリがあればいつでもつぶやけます。
友達にアプリを紹介したいならそのURLを送り付けるだけで平気です。Android端末でそのURLを開けば、Android Marketが開きますから。
Android端末側のAndroid Marketアプリからも共有をクリックすればTwitterやFacebook、メールにSMSなど、様々なアプリと連携できます。
SNS連携にも力を入れた仕組みになっていますね。
AppStoreに負けていると思う唯一の点は、プリペイドカードが存在しないことです。
AppStoreはiTunes Storeカードをコンビニなど購入すれば気軽に課金できます。
しかし、Android Marketの決済システム、Google Checkoutではクレジットカードが必要です。
そこで、SoftBank(Disney Mobile含む)では一時的にSoftBankが立て替え、月々の使用料金と合算して支払えます。
docomoやau※も、ドコモマーケットやau one Marketに登録されたアプリなら使用料金と合算できます。※:2011/02/28追記:docomo・auもAndroid Market全体に拡大するようです。
しかし、EMOBILEやb-mobileではそのようなサービスは行っていません。
また、SIMフリー端末を購入して手持ちのSIMで運用している方も利用できません。
やはり、プリペイドカードは欲しいですね。
Android Marketの有料アプリ購入にはクレジットカードが必要で、IDEOSユーザーにはあまり優しくない仕組みになっているようです。
しかし、今後改善されることでしょう。じっくり待つことにします。
P.S.せめてPayPal連携でもされれば便利になる気がするのに……。
2011年2月27日日曜日
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