その次期バージョンとなるThunderbird 9が正式版に昇格しました。
Windows, Mac OS X, Linuxに対応し、現在公式サイトからダウンロード可能です。
変更点
- 新しい Mozilla Gecko 9 エンジンを搭載。 Firefox 9相当のレンダリング処理力です。
- 今後のバージョンを改善するためにパフォーマンスデータを Mozilla へ送信するオプトインの仕組みを追加。 Firefox 7の機能が取り込まれました。
- メッセージ編集ウィンドウとアドレス帳ウィンドウがPersonasに対応。
- 添付ファイルのキーボード処理を改善。
- メニューバーを隠せるように。(Windows版, Altキーで切り替え)
- いくつかのユーザインタフェースの修正と改良。
- いくつかのセキュリティ問題の修正。
- その他様々なバックエンドの修正。
非対応とされてしまうアドオンは、Add-on Compatibility Reporterを使用して対応状況を確認・送信し、開発に貢献してください。
導入方法(Ubuntu)
Ubuntu 11.04, 11.10をご利用の方は、自動でThunderbirdがアップデートされます。
10.04や10.10をご利用の方は、Thunderbird 4以降を導入してあれば自動でThunderbird 8へ更新されます。
導入方法(Ubuntu 10.04・10.10)
さて、毎度お馴染みUbuntuでリポジトリより導入する方法をご紹介します。
これによってThunderbird Releaseチャンネルの更新が受けられるようになります。
- まず、PPAを追加します。
- リポジトリ上のソフトウェア一覧をアップデートします。
- リポジトリ上のソフトウェアをすべてアップデートします。
- 日本語言語ファイルをインストールします。
sudo add-apt-repository ppa:mozillateam/thunderbird-stable
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install thunderbird-locale-ja
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