HTC DesireにはHTC Desire HDのROMが、Xperia X10にはXperia arcのROMが移植されているように、IDEOSにはIDEOS X1のROMが移植されたのです。
元々ハード面での仕様の違いはカメラのオートフォーカスくらい(細かく言うとWiFiやBluetoothのモジュールが違うがそれだけ差し替えれば正常動作可能)なので、安定感を保ったまま移植がされています。
詳しいデザインについてはダウンロード元を参照ください。
特徴
- 独自アプリを搭載
- HUAWEIランチャー 美しいウィジェットや画面切り替えが楽しめます
- ファイルマネージャー
- ノート帳 IDEOS U8150でもケニア版やウガンダ版などに採用されていました。
- 既存アプリをカスタム
- 電話帳 使いやすくカスタマイズされています。
- カレンダー 便利な切り替えボタンが搭載されました。
- その他アプリの微カスタム 項目が若干増えていたりします。
- UIの変更
- 通知領域からデータ通信のON/OFFが可能に
ただ、独自カスタム部分の日本語訳が適当(Aboutを約と訳してあったり……)です。
今後世界へ売り出す過程で翻訳言語は増えるでしょうから、後から出てくるROMをベースにすれば多分日本語も完璧でしょうね。
このカスタムROMでは、IDEOS X1のROMをそのままは導入不可なので以下の点をカスタムしています。
- IDEOS X1 U8180のROM、"V100R001PRTC224B620"をベース
- ポルトガルの通信キャリア"Optimus"版のROMです。
- root化済み
- build.prop中の"U8180"を"U8150"に置換
- WiFi, FMラジオ, コンパス, GセンサーのドライバをU8150のケニア版ROMのものに差し替え。 FMラジオについてはアプリの方もU8150のケニア版ROMのものに差し替えています。
- BluetoothのドライバをU8160のものに差し替え。 同じくHuaweiから出ているU8160のROM、"V100R001C02B617"から移植したようです。
(私はイタリア語が読めないため、Google 翻訳に頼りました。そのため、間違った点もあると思います。)
なお、より高度にカスタムされたU8180のROMが欲しい方はIDEOS HD(→紹介記事)などをどうぞ。
導入方法
導入時に/dataが初期化されるため、Titanium Backupなどで事前にバックアップを取っておきましょう。
- 過去記事を参考に、ROM ManagerよりClockworkMod Recovereyを導入します。
- ROMのフォーラムのリンクからROMをダウンロードし、microSDカードへ書き込みます。
- カーネルのフォーラムのリンクからドライバを修正したカーネルをダウンロードし、microSDカードへ書き込みます。 オーバークロックの度合いによって3種類あるのでお好みのものをダウンロードしてください。
- ClockworkMod Recoveryを開きます。
- "install zip from sdcard"→"choose zip from sdcard"にて、転送した"Ideos_U8180.zip"を選択し、決定します。 導入には少し時間がかかるので紅茶でも淹れて待ちましょう。
- 同様の手順で、カーネルのzipの方も導入します。
- 終了したら、"reboot system now"で再起動します。 初回起動にはとても時間がかかるので先程の紅茶でも飲んで優雅に待ちましょう。
注意点
設定が初期化されるため、Titanium Backupなどで書き戻しが必要です。
日本通信版/EMOBILE版として認識されなくなるので、build.propの編集が必要ですが、今のところLFGideos for U8180の予定はありません。
テーマを変更したい場合は、フォーラムのリンクからお好みのテーマをダウンロードし、カスタムROMと同様の手順で導入します。
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