Chrome 13では、Chrome 12までにabout:flagsで提供されてきた各機能を正式に取り入れたものが多数見受けられます。
安定感もかなり向上しており、Chrome 12で中途半端だった部分を全て解消した感じのイメージです。
すでに導入済みの方は自動更新されます。また、メニューの「Google Chrome について」から手動でアップデートすることもできます。
更新内容
- Ubuntu Unityへ正式対応。
- Instant Pagesに対応。 Google検索結果の最上位ページを自動的に先読みし、描画まで終わらせておくことで、一瞬でリンクを開く技術です。標準で有効になっていますが、余計だと思う方は"基本設定"→"インスタント検索を有効にして検索や閲覧を高速化する"をOFFにしましょう。
- 印刷プレビュー機能を搭載。(Windows, Linux版) 今更ですが、表示しているWebページを印刷すると、自動的に新しいタブで印刷プレビューが表示されるようになりました。Chrome PDF Viewerの技術を用いているため、Chrome以外のChromium系列ブラウザでは使用することができません。
- Chrome PDF Viewerを改良。 更なる高速化や、WebページをPDFとして出力する機能が搭載されました。
- Omniboxを改良。 履歴の部分一致検索に対応し、より効果的に検索できるようになりました。
- about:flagsをchrome://flags/、about:pluginsをchrome://plugins/などに変更。 まだ旧URLでも閲覧可能です。
- 数多くのflags項目の追加 Windowsで最小限のUIで表示する"Compact Navigation"や、仕事用とプライベート用などの複数のプロファイルを使い分けることができる"Multiple Profile Switcher"、刷新された"新しいタブ"、データベースの"IndexedDB+LevelDB"などを試用することができます。
- 安定性の向上。
- 30件の脆弱性の修正。 協力者に合計1万7,000ドルの謝礼が支払われました。
- その他5200点以上の改善点とバグ修正。
Unity対応強化状況
画像はChromiumです。 |
- Unityアプリケーションメニューの項目の追加。 ブックマークや履歴もアプリケーションメニューで管理できるので、ブックマークバーを表示させる必要がなくなりました。
- Unityランチャーのプログレスバーとバッジに対応。 ダウンロード件数と進捗状況が一目でわかります。
Ubuntu 11.04 Natty NarwhalでUnityデスクトップを利用している方は必見ですね。
Windowsの方もCompact Navigationが追加されています。
ツールバーをタイトルバーと統合! |
最大化で画面をフル活用! |
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