その次期バージョンとなるFirefox 6の正式版がリリースされました。
Windows, Mac OS X, Linuxに対応し、公式サイトからダウンロードできます。
新機能
- レンダリングエンジンGecko 6.0を搭載。 progress要素などに対応し、Web標準技術への対応を強化。
- ロケーションバー上でドメイン名を強調して表示。 Opera 11・IE 9式の表示方法ですね。Chromeはフルドメインが強調されています。
- ロケーションバー左端のfaviconの表示領域のデザインをシンプルに。
- Panoramaを改良。 保存されているグループだけを読み込むようにすることで、起動を高速化しました。
- アドオンマネージャにプラグインチェックを追加。 プラグインのアップデートも簡単に確認できるようになりました。
- パーミッションマネージャを搭載。(about:permissions) サイトごとにプライバシーの設定を行えるように。Chromeにも簡易的なのがありますね。
- メモリの管理画面を強化。(about:memory) メモリの開放が行えるようになりました。
- Firefox Sync の設定を移動。 分かりやすい場所に配置し、使いやすくなりました。
- 開発環境の改善。 JavaScript コードを素早く作成、テストできる"スクラッチパッド"の搭載や、Web コンソールのウィンドウ分離や、Web 開発メニューの新設等が行われました。
- 動作の高速化。 最大20%もパフォーマンスが向上しました。
- 安定性の向上。
- 多数の脆弱性を修正。
なんかどのブラウザも機能が似てきましたね。
そうなると、軽さと拡張性と使いやすさが求められてくると思います。
また、最新草案版のWebSocket APIやEventSource / Server-Sent イベントに対応したことによって各Webサイトもこれらを使った対話的なページを作成してくることでしょう。
ますます便利になる一方、ネットサーフィンに必要なスペックも上がるのでなんとも言えませんね(笑)
非対応とされてしまうアドオンは、Add-on Compatibility Reporterを使用して対応状況を確認・送信し、開発に貢献してください。
導入方法(Ubuntu標準のものをアップデートする方法)
Ubuntu 11.04をご利用の方は、自動で標準のFirefox 4がアップデートされます。
10.04や10.10をご利用の方は、Firefox 4以降を導入してあれば自動でFirefox 6へ更新されます。
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