その次期バージョンとなるThunderbird 8が正式版に昇格しました。
Windows, Mac OS X, Linuxに対応し、現在公式サイトからダウンロード可能です。
変更点
- 新しい Mozilla Gecko 8 エンジンを搭載。 Firefox 8相当のレンダリング処理力です。
- 外部プログラムによってインストールされたアドオンは、ユーザが明示的に選択しない限り無効化されるように。 Java SEなどのユーザーの許可なくインストールされたアドオンが無効化されるようになりました。
- 初回起動時に アドオン選択ダイアログ を表示。 以前インストールしたアドオンを手動で管理できます。
- 各種検索機能のキーボードショートカットを変更。
- 添付ファイル一覧のアクセシビリティを改善。
- フォルダペイン切り替えボタンを削除。 必要な場合は Folder Pane View Switcher アドオンをインストールしてください。
- いくつかのユーザインタフェースの修正と改良。
- その他、安定性を改善する様々なバックエンドの修正。
- いくつかのセキュリティ問題を修正。
同時公開でカレンダー機能を提供するアドオンのLightningが遂に正式版の1.0となりました。
今後とも期待できそうですね。
非対応とされてしまうアドオンは、Add-on Compatibility Reporterを使用して対応状況を確認・送信し、開発に貢献してください。
導入方法(Ubuntu)
Ubuntu 11.04, 11.10をご利用の方は、自動でThunderbirdがアップデートされます。
10.04や10.10をご利用の方は、Thunderbird 4以降を導入してあれば自動でThunderbird 8へ更新されます。
導入方法(Ubuntu 10.04・10.10)
さて、毎度お馴染みUbuntuでリポジトリより導入する方法をご紹介します。
これによってThunderbird Releaseチャンネルの更新が受けられるようになります。
- まず、PPAを追加します。
- リポジトリ上のソフトウェア一覧をアップデートします。
- リポジトリ上のソフトウェアをすべてアップデートします。
- 日本語言語ファイルをインストールします。
sudo add-apt-repository ppa:mozillateam/thunderbird-stable
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install thunderbird-locale-ja
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