07/09に公開されたCarakanのPre-Alpha版とは違い、こちらはAlpha版へ昇格したものです。
更新点
- 描画エンジン"Vega"でフルハードウェアアクセラレーションをサポート。 IE9以降の流れに乗り、UI・コンテンツ全ての描画が高速化されました。opera:gpuで状態を確認できます。
- 遂にレンダリングエンジンのPrestoにHTML5処理アルゴリズムのRagnarokを追加。 標準文法から逸脱したソースを自動修正して描画ができるようになりました。
- CSS3のトランジションやグラデーションなどに対応。
- JavaScriptエンジン"Carakan"を改良。 標準団体プロジェクトのEcma Scriptをフルサポートするほか、メモリ効率が大幅に向上しました。
- WebGLによる3Dコンテンツのサポート。 Chrome,Firefoxに引き続き3Dゲームが遊べるようになりましたね。
- Device APIによりWebカメラを制御可能に。 様々な活用法が思いつきますね。主にOpera Mobileの方で。
- SVG画像の表示に対応。
- DirectWriteによるフォント描画のアンチエイリアス処理をサポート。(Windows 7)
- UIの改良。 更にシンプルなデザインへと進化し、より広い画面でコンテンツを表示できるようになりました。
- スキン機能をテーマと改名。 引き続きOpera themesよりインストールする形となります。
- アドレスバーから直接スピードダイヤルにWebページを登録する機能
- アドレスバーのサジェスト機能を改良。 履歴・ブックマークが見やすく整理されました。
- 起動時間の短縮とメモリ使用量の削減 忘れちゃいけない、これは機能増強よりも嬉しいですね。
アプリケーション名はOpera Nextとなり、正式版のOperaとは別にインストールされるので安心ですね。
現代ブラウザの基本となる、タブブラウジングの産みの親、Opera。
今後も革新的な機能を生み出し続けてくれることを願います。
0 件のコメント:
コメントを投稿