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2011年2月9日水曜日

Adobe Flash Player 10.2 公開

Adobe Flash Playerの最新版となる、10.2が公開されました。

主な更新点
  • 「Stage Video」の搭載。
  • H.264以外の動画もGPUの動画再生支援機能を利用してレンダリングを行うことで、最大で85%ものCPUの負荷が低減されるようになりました。
  • IE9でのハードウェアアクセラレーション機能を利用したグラフィックレンダリングに対応。
  • IE9でのGPUレンダリングが可能になりました。
  • マルチモニター環境で全画面表示に対応。
  • 一方でFlashを表示し、もう一方で他の作業を行うことができます。
  • サブピクセルフォントレンダリングの改良
  • より美しいフォントの描画が可能になりました。(特にWindows上の日本語フォントは酷かった。)
  • ネイティブなカスタムカーソルが利用可能に。
  • Flash上でのカーソル画像を任意の画像に変更可能になりました。(従来はカーソルに画像を追従させていました。)
  • 脆弱性13件の修正。
  • Criticalレベル(最高危険度)のものなので、早めのアップデートが必要となります。

導入方法
Windowsの方は、公式サイトからダウンロードし、インストールしてください。アップデートの場合も同様です。
Ubuntuの方は、Ubuntu Tweakから導入するのが手軽だと思います。アップデートの場合は通常のUbuntuの「アップデート・マネージャ」で配信されます。

Google Chromeには内蔵Flash Playerが同梱されているため、標準ではそちらが優先されてしまいますので、切り替えたいと思います。(推薦)

  1. Omnibarに「about:plugins」と入力し、プラグインの管理画面を開きます。
  2. 右上の「+詳細」をクリックして詳細項目を表示させます。
  3. Flashの項目を見てみると、二種類ありますよね?Shockwave Flash 10.1となっている方が内蔵のものなのでそちらを無効にし、10.2となっている方を有効にしてください。
  4. コチラの公式ページで、「You have version 10,2,XXX,XX installed」と表示されれば成功です。
(XX,XXXの部分は今後アップデートで変わると思われるため情報が古くなってもいいようにそう表現しています。)

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