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2011年5月25日水曜日

Pocket WiFi S (S31HW) システムソフトウェア更新についてまとめ

本日、Pocket WiFi S (S31HW)のシステムソフトウェア更新が配信開始されました。
OTAでの配信となり、アップデート通知が通知バーに表示されたら適用可能です。

さて、このアップデートをこのブログ的な視点で考えてみます。

必要な物
  • 公式リカバリ
  • ClockworkMod Recoveryでは適用に失敗しました。
  • 公式FW
  • Android System Recoveryを焼いても失敗しました。
そもそも差分アップデートなので公式ROMに適用しましょう。

変更内容
公式では
  • EMnetメールアプリに対応
  • アンテナピクト表示の改善
となっています。
私が気づいたのは、
  • ビルド番号 U8150V100R001C26B830 → U8150V100R001C26B831SP01
  • SP01が付くだけではなく、B830がB831になったのには意味があるのでしょうか?
  • FSKARENのアップデート
  • フリック対応のマーケット版になったのではなく、ただのバグ修正のようです。
  • APNリストとボイスメールの設定ファイルを更新
  • EMnet対応版になりました。
  • ライブラリ類のアップデート
  • services.odexとlibGLES_android.soが修正されたようです。
  • カーネルやベースバンド、AMSSの修正?
  • boot.imgやUPDATE.APPにも変更が加えられているようですが、詳細は不明です。
です。
一方、逆に以下の期待外れな点もあります。
  • システムアプリには更新が適用されず。
  • /system内ではなく/data内に更新データを保持することになるので容量圧迫の原因になります。
  • ケニア版やウガンダ版などの公式ROMに含まれたマルチタッチには対応せず。
  • 適用時にrootが剥奪される。
  • z4rootで再び取得可能です。
アップデータ内には、更新日時を書き換えるのみ(と思われる)の謎のパッチが大量にあるのはよくわかりません(笑)

結論
APN以外はカスタムROMで平気ですね。
アンテナピクトはservices.odexやlibGLES_android.soなのか、ベースバンドかAMSSなのかがわかりませんが、とりあえずFUSIONideosでいいのでは?
私はS31HWを持っていませんが(笑)

次回予告
LFGideos S(仮称)リリース予定。
内容は、APNリストの更新と、S31HWのfingerprint(マーケットで使われる機種識別情報)。
導入検証はIDEOS U8150-Bで行うことになるのでいつも通り改悪破壊パッチ化すると思われるので、自己責任でお願いします。

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