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2012年1月26日木曜日

ICS on IS01 ~IS01でAndroid 4.0.3 IceCream Sandwichの未来へ~

SHARPに見捨てられたIS01も、有志によってAndroid 4.0.3 IceCream Sandwichの未来へ行くことが可能になりました。
それにより、現行最新のOSにまで追随している端末となり、今回の更新ではAndroid マーケットにまで対応しました。
それも、デュアルブートが可能となっているため、Android 1.6の世界を保ったまま移行できます。
というわけで前回紹介した方法でroot化したベースバンド01.00.16の個体向けの導入方法をご紹介します。

方法
  1. Karma Chameleon様のTwitter アカウントより最新版をダウンロードします。
  2. Android 4.0.3向けのGoogle Appsをダウンロードします。
  3. ae2break.zipをダウンロードします。
  4. 最新版のICS on IS01(ICSonIS01_********.tar.gz)を展開し、system.ext4.gzとubi.imgを取り出します。
  5. 各ファイルをmicroSDへ転送します。
  6. > adb push system.ext4.gz /sdcard
    転送には少し時間がかかるので茶葉でも用意して待ちましょう。
    > adb push ubi.img /sdcard
    > adb push gapps_ics_4.0.3_v10.zip /sdcard
  7. Systemを/dataに展開します。
  8. $ au
    rm -r /data/guest
    # mkdir /data/guest
    # mkdir /data/guest/data
    # mkdir /data/guest/cache
    # mkdir /data/guest/gapps
    # gunzip -c /sdcard/system.ext4.gz > /data/guest/system.ext4
    展開には少し時間がかかるので紅茶でも淹れて待ちましょう。
    # unzip /sdcard/gapps_ics_4.0.3_v10.zip -d /data/guest/gapps
  9. ae2breakを導入します。
  10. > adb shell mkdir /data/local
    > adb push ae2break /data/local/
    > adb shell chmod 555 /data/local/ae2break
  11. NANDロックを解除します。
  12. $ au
    # stop mediayamaha
    # kill -9 `pidof mediayamahaserver`
    # /data/local/ae2break
  13. KernelをRecovery領域に焼きます。
  14. # flash_image recovery /sdcard/ubi.img
  15. ICS on IS01向けのSwapファイルを作成します。
  16. # dd if=/dev/zero of=/data/guest/swapfile bs=1048576 count=256
    # mkswap /data/guest/swapfile
  17. ICS on IS01へ再起動します。
  18. # sync
    # sync
    # sync
    # reboot recovery
初回起動にはとても時間がかかるので先程の紅茶でも飲んで優雅に待ちましょう。

初期設定
  1. セットアップウィザードで言語設定などを済ませます。
  2. パーミッションを再設定します。
  3. $ su
    # fix_permissions
    # reboot recovery
正常に導入できていることが確認できたら、microSDに転送された3つのファイルは削除してしまっても構いません。

2 件のコメント:

  1. 申し訳ありません、お尋ねしたいのですが、
    手順11の後ICSで起動(ANDROIDのロゴが消えてすぐ)途中に、
    「Unfortunately,Setup Wizard has stopped」となり、
    初期設定以降に進めません。
    手順11までは手順通りに進みましたので、
    どのように改善すればいいのかわからずお尋ねしました。
    BBは16でICSはICSonIS01_20120429から展開しました。
    お手数ですが陥りやすいチェック漏れ等ご指摘いただけませんでしょうかm(__)m

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  2. 1~4まで行い、パソコンとIS01をUSBケーブルで繋ぎ
    microSDの直下に転送しました。
    端末エミュレーターを起動すると下記が表示されました。

    $ export PATH=/data/local/bin:$PATH
    $

    6.Systemを/dataに展開しようと思い
    $ に続けてauと入力したら下記のように表示されました。

    au: not found
    $

    auのある場所を指定しないといけないのでしょうか?
    申し訳ないのですが、わからないので教えて貰えませんか?
    宜しくお願いします。

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