HTML5のvideoタグに使用する動画コーデックにH.264を採用するか、WebMを採用するかはまだ決まっていません。
現在ではH.264陣営はIE, Safari、WebM陣営はFirefox, Chrome, Operaとなっています。
Microsoftは、H.264の勢力拡大のためにFirefoxとChrome向けにH.264に対応させるプラグインを提供しています。
仕組みとしては、Windows 7のWindows Media Player 12が埋め込まれ、その上で再生させる形になるため、Windows 7が必要です。
Firefoxには、"
HTML5 Extension for Windows Media Player Firefox Plug-in"が提供されています。
Firefox 3.6以上、4.0 beta 10以下に対応していますが、Nightly Tester Toolsを利用すればFirefox 4.0正式版にもインストール可能です。
Chromeには、"
Windows Media Player HTML5 Extension for Chrome"が提供されています。
Chrome 8以降に対応しています。
これらをインストールすれば、H.264形式の動画も再生することが可能になり、両刀使いになります。
IE9向けのMicrosoftのデモなどもちゃんと表示されますね。
確かにFlashを利用するよりはWindows Media Playerを利用したほうが軽いのですが、これではHTML5の意味がありませんね。
ただ、全く見られないという現象に陥る事は無くなるため、導入しておいたほうがよいと思います。
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