フルサイズで表示 |
Windowsで言うと、「窓の手」や「Win高速化」、「Comfortable PC」等に相当します。
設定変更や機能強化、定番アプリやリポジトリを導入できたりと、便利な機能がいっぱいです。
私はUbuntuインストール直後にまず導入しています。
1.導入方法
端末からUbuntu TweakのPPAを追加し、インストールします。
sudo add-apt-repository ppa:tualatrix/ppaメニューのシステム設定の中にUbuntu Tweakが追加されましたね?コレを起動してください。
sudo apt-get update
sudo apt-get install ubuntu-tweak
2.目玉機能 〜アプリケーション管理〜
左側メニューのアプリケーション5項目の解説です。
- アップデートマネージャ Ubuntuのアップデートマネージャが組み込まれています。
- アプリケーションセンター 人気のアプリケーションがカテゴリ別に並んでいます。
- ソースエディタ ソース(アプリケーション一覧)を直接手作業で編集できます。
- ソースセンター 人気のソースがカテゴリ別に並んでいます。(主にPPA) これらを追加するとアプリケーションセンターにも反映されます。
- パッケージクリーナー Ubuntuのパッケージ管理の掃除が出来ます。
- 不要なパッケージを削除 昔は必要だったが、現在では必要とされていないライブラリを削除できます。
- 不要なキャッシュを削除 アップデートやインストール時に自動でダウンロードされたdebパッケージのキャッシュを掃除できます。
- 不要な設定を削除 削除されたアプリケーションの設定をgconfから取り除いて高速化を図ります(体感差ほぼ無し。気分の問題。)
- 不要なカーネルを消去 カーネルのアップデート時には年のために前バージョンも残されますが、使わない古いカーネルなどはココでアンインストールできます。
- PPAを無効にする ソースセンターなどから追加したPPAを削除します。その時、必要に応じて元のバージョンにダウングレードも実行します。
3.その他の機能 (使いそうな便利な機能のみ)
- ログインの設定
- ログインテーマ ログイン時の壁紙はココで変更できます。
- Compizの設定 高度なデスクトップ効果の設定マネージャーをインストールにチェックを入れて適用することによって、機能を使用できるようになります。
- 揺れるウィンドウ コレはオススメ。ウィンドウをマウスで移動させるときにうねーんと付いてくる。
- メニューの透過を有効にする メニューが半透明になります。裏が隠れないので、生産性向上にもつながるかも?
- Screenlets Widget アプリケーションをインストール Vistaのサイドバー、7やGoogleデスクトップのガジェット、Mac OS XやYahoo!ウィジェットやOpera等のウィジェットのような機能です。
- GNOMEの設定
- Me Menu設定 Ubuntuの上パネルに表示されている、自分の名前が書いてあるアプレットの設定。ネットブックなどでは表示しないほうが幅が取れていいかも。
- メニューにアイコンを表示する/ボタンにアイコンを表示する その名の通りの機能です。視覚的にわかりやすくなり、誤動作が減る気がします。
- ウィンドウマネージャの設定
- タイトルバーボタンの配置 UbuntuのAmbianceテーマではMac OS Xのように左側にボタンが付いていますが、Windowsに慣れた人はココで右側に再配置するといいかもしれません。
- Nautilusの設定
- 端末でフォルダを開く フォルダを右クリックしてそのフォルダをルートにして端末を開くことが出来ます。 Windowsだとあまりピンと来ない機能ですが、地味に便利です。
- フォルダをルート権限で開く Windowsで言うと管理者として実行です。ルートユーザとしてそのフォルダを開きます。
- 電源管理設定 ここで通常の「電源の管理」アプリケーションでは変更できない詳細な設定を変更できます。
如何でしょうか。是非導入して置きたいアプリケーションですね。
更に詳細な解説をLiberOSさんが行っていますのでそちらも併せてご覧ください。
0 件のコメント:
コメントを投稿